中国高速鉄道の旅②
【4日目】江西省の世界遺産、「三清山」へ。
三清山は父の郷里広豊からは車で2時間ほどのところにあります。
山の頂上まではケーブルカーで行きます。ケーブルカーの往復と入場料で275元(現在のレートで約4500円)です。
コースを全部回ると半日ぐらいかかると思います。私たちはすべては回り切れないと思い、一番なだらかなコースを歩きました。
不思議な形で切り立った岩はどうやって形成されたのか興味深いですね。
巨大な岩の連なりはとても美しくいかにも中国らしい風景です。
リスも出現しました!
4時間ほどでコースを回り終わり、一緒に来ていた親戚たちよりもケーブルカーで先に下山しましたが、そのあとから雷雨になりケーブルカーの運転が一時中止に。親戚たちは下山できずに足止めされてしまいました。
運転が再開されるまで下のチケット売り場がある建物で待機してましたが、チケット売り場のお姉さんたちはケーブルカーが止まっているというのに5時きっかりに退勤。チケット売り場の建物からも追い出されてしまいました(笑)さすが社会主義の国。おそらく彼女らには残業という概念は無いのでしょう(笑)
それでも5時半ごろには雷雨も収まりケーブルカーの運転も再開。親戚たちも無事に降りてこれました。
虹も出ていました。
さて、4日目までは父の郷里の江西省に滞在していましたが、5日目からは再び高速鉄道に乗って江西省から出て観光に行く予定でした。が、トラブル発生。
当初立てていた計画では、上饒駅から高速鉄道で武夷山や厦門(アモイ)などの見所がある福建省方面へ向かう予定でした。しかし8月は中国でも夏休みシーズンで多くの人が旅行に出かけます。福建省方面は次の日はすべて満席。しかも世界遺産としても名高い武夷山は旅行客が殺到しているということで入場規制があり、入れそうもないとのこと。
そのため私たちは予定を変え、とりあえずまだ空席がある安徽省の合肥(ごうひ;フーフェイ)へ行くことにしました。この時点から私たちの旅行は完全に行き当たりばったりになってしまいました(笑)
次回の投稿ではそんな合肥での観光をお届けします。
(③へつづく)
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