遠くへ行きたい(20代OLの旅日記)

日本国内旅行、鉄道での旅がメインです。1人での旅行が多いです。

旅の思い出 富山編②~五箇山・高岡~

 五箇山の民宿で泊まった翌日、朝から相倉合掌造り集落に行って参りました。岐阜県の白川郷とともに世界遺産に登録されています。

この風景はもう言葉では言い表せないほどの感動を覚えました。どこか懐かしさと安心感、日本の原風景とも呼べるものがここには広がっています。


行ったのが9月の後半だったので、コスモスも咲き乱れ秋らしい風景が広がっていました。

合掌造りの建物内に入って、住人がどういった生活をしていたのか見ることができます。


合掌造りの集落を見た後、私たちはレンタカーで高岡市に向かいました。五箇山がある南砺市から高岡市に向かう道中昼食で富山の名物、「富山ブラック」というラーメンをいただきました。近年テレビなどのメディアで取り上げられることが多く、ご存知の方も多いと思いますが、スープの色が文字通り「真っ黒」なラーメンです。

今回食べたのは高岡市内にある「吉兆佐」さんの富山ブラック。色的にすごく味が濃そうですが(富山ブラックの中ではこれは色は薄いほうらしいです)、ちょうどいい濃さで美味しかったです。余談ですが、後日別の機会に富山に訪れた際富山駅近くのラーメン屋さんで富山ブラックを食べたのですが、とても味が濃く、少し残してしまいました。塩辛いのが苦手な方は、この吉兆佐さんの富山ブラックはおすすめできます。


ラーメンを食べ、次の目的地は高岡にある瑞龍寺。

瑞龍寺は国宝にも指定されています。加賀藩の3代藩主前田利常が建立し、この豪壮な造りは当時の加賀藩の力が示されています。


そしてもう一か所、高岡で有名な観光地に金屋町・山町筋といった古い町並みがあります。


こうした格子造りの家々が軒を並べている金屋町は、高岡の特産鋳物づくりの中心地でした。今でも鋳物を取り扱っているお店や鋳物づくりが体験できるお店が多くあります。



朝から五箇山・高岡と回って、午後の新幹線で帰路につきました。
富山県は自然あり、歴史あり、グルメありと観光の見所も多いところです。北陸新幹線が開通してますます交通の利便性も高くなっているので、ぜひ富山に足を運んでみてはいかがでしょうか。私も次は立山黒部アルペンルートに行こうと思っています。いつになるかはわかりませんが。
(終わり)