中国高速鉄道の旅①
お盆休み、私は日本を飛び出して家族で中国に行って参りました。実は、私の父は中国の生まれで、久しぶりに父の郷里に遊びに行くことになったのです。10日間時間がある中で父の郷里には4日間、残りの6日で観光するという計画です。
【1日目】上海・浦東国際空港に到着。この日はもう遅いので上海で1泊。
写真はこの日の晩御飯で食べた「红烧肉·(ホンシャオロウ、甘いたれで肉を煮つめた料理)」と「青岛啤酒(青島ビール)」。
【2日目】上海から父の郷里、江西省へ。
話題の高速鉄道を利用して行きます。私も初めて乗ります。
上海虹橋駅。駅に向かうタクシーで道は大渋滞です。
駅はかなり混雑していました。中国の鉄道では駅に入る前に必ず荷物検査と身分証明書の検査があります。切符を購入する際にも身分証明書が必要です。
一番上の8:42発黄山北行きに乗ります。
改札を通りホームへ降りると「和諧号」がすでに待機していました。
私が乗ったのは「一等座」。日本でいうところのグリーン車です。席の種類は二等座、一等座、商务座とあり、二等座は5列席のエコノミー車、商务座はいわゆるビジネスクラスです。
父の郷里があるのは上饶(シャンラオ)駅の近く。今まで在来線では上海から7~8時間かかっていた道のりが高速鉄道では約3時間。
中国高速鉄道車内放送
安全性について色々とネットなどで噂が立っていますが、私が乗った感覚では乗り心地は良く(乗客のマナーはさておき)、日本の新幹線とあまり変わらない印象でした。
上饶(シャンラオ)駅に到着。印象的だったのは中国高速鉄道は日本の新幹線とは違って各駅の停車時間が3~5分と長く、その時間にホームに降りて煙草を吸う人が多い(笑)。車内は全席禁煙ですがホームは禁煙になっていません。
父の生まれた江西省の広豊県(現在は上饒市広豊区)はかつては農村でしたがここ20年程で大きく発展した街です。
下町の様子。
街の中心部を少し離れるとまだまだ農村の雰囲気は残っています。
広豊のソウルフード、ビーフン。本当はトウガラシが入っていてとても辛いのですが、全部抜いてもらいました。
地元のレストランはこのような料理が出されています。全体的にトウガラシを使った辛い料理が多いです。
2日目~4日目は父の郷里で親戚たちと会ったり墓参りに行ったりして過ごしました。次回の投稿では5日目以降の観光について書こうと思います。
(②へつづく)
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