遠くへ行きたい(20代OLの旅日記)

日本国内旅行、鉄道での旅がメインです。1人での旅行が多いです。

夏の青春18きっぷ旅~山陰編~①

 久々の更新になります。今回は2泊3日で山陰方面へ行くことにしました。実は今年の3月にも山陰の方には旅行に行ったのですが、今回の目的は来年の3月で廃線になることが決まっているJR三江線に乗りに行くこと!


 始発電車で実家がある名古屋近郊の駅を出発。東海道線を乗り継いで昼前には岡山駅に到達。岡山からは「特急やくも」に乗り換え。乗ってみたかった特急列車の一つです(最近は国鉄時代に製造された車両にハマっています)。

381系電車はカーブで車体を傾けて走る振子式電車です。かつては「しなの」や「くろしお」でも使用されていましたが、現在ではこの「やくも」だけでの運用になっています。普段は4両編成ですが夏休みシーズンなので6両編成になっていました。


岡山駅で購入した「あなごちらし弁当」を車内でいただきました。今まで食べた駅弁ベスト3に入るぐらいおいしかった。おすすめです。



電車は山陽本線、伯備線を経由して中国山地の山々を抜けていきます。やはり振子式というだけあって左右の揺れが多く、ちょっと酔ってしまいました(笑)

揺れにも耐え(?)、中国山地を抜けると平野が広がりそろそろ鳥取県の米子。天気も良かったので車窓からは大山もくっきり見えました。
「やくも」は出雲市行きですが私は米子駅で降車し、境線へ乗り換え。

境線の終着駅、境港は「ゲゲゲの鬼太郎」の作者で知られる水木しげるさんの故郷です。そのため境線にはいたるところにゲゲゲの鬼太郎のキャラクターの絵や像、そして各駅の駅名には妖怪の名前が付けられています(米子駅は「ねずみ男駅」、境港駅は「鬼太郎駅」のようです)。鬼太郎ラッピング車両も走っています、が・・・私が乗った車両は行き帰りとも「山陰海岸ジオパーク」ラッピング車両でした(笑)

余談ですが私の大学時代の卒業論文の題材がジオパークについてだったので、これはこれでラッキーでした。


列車に乗ること40分ほどで終点の境港駅に到着。

駅を出てすぐに「水木しげるロード」と呼ばれるメインストリートに出ます。カフェやお土産店など様々なお店があり、いろんな妖怪たちがいて観光スポットになっています。

水木しげるロードを10分ほど歩くと「水木しげる記念館」があります。

入場料は大人700円です。水木しげるさんの今までの作品やその生涯、いろんな妖怪が展示されていてとても楽しむことができます。


境港を後にし、再び境線に乗り米子へ。米子からは山陰本線に乗り換え。乗ったのは115系電車です。

出雲市駅に到着。もうすでに外は暗くなっていました。1日目は出雲市で宿泊。
(②につづく)

青春18きっぷ列車旅四国(と岡山)編②

 朝、徳島駅で鳴門駅行きの列車に乗り、出発。

1時間弱で鳴門駅に到着。

列車に乗ることも旅の目的の1つ(?)みたいな私は、すぐに折り返し徳島行きの列車に乗車。
次に高松に向かうために池谷駅で高徳線各駅停車高松行きにお乗り換え。

JR四国の路線は多くが単線なので、列車の行き違いや特急列車待ちの停車が非常に多い(笑)鈍行だとすごく時間がかかります。


高松市の栗林公園へ行きたかったので、栗林公園北口駅で降りました。駅から公園は徒歩で3分ほどです。(詳しい記事はこちらです↓)

高松での観光を終えて、いよいよ四国とは別れを告げて本州・岡山へ。

快速マリンライナーに乗車。

途中瀬戸大橋を通過。


岡山駅に行く前に宇野線に乗車したかったので、茶屋町で下車。

茶屋町から20分ちょっとで宇野駅に到着。

岡山行きの列車が出るまで少し時間があったので少し外をお散歩。
宇野港からは高松や瀬戸内海の島々に向かうフェリーが出ています。

この日は天気も良く、なかなかいい写真が撮れました。


宇野駅に戻り、岡山行きの列車に乗車。

50分ほどでこの日の最終目的地、岡山に着きました。
晩御飯は駅ビルの中にあるお店で岡山のソウルフード、デミカツ丼を食べました。

ヒレカツの上にデミグラスソースがかかっているんです。感覚としては名古屋の味噌カツの味噌ではなくデミグラスソース版みたいな。美味しかったです。


(終)

青春18きっぷ列車旅四国編①

 前回UPした「うどん県の旅」では、四国に降り立ってから青春18きっぷを主に利用して、JRの在来線で移動しました。
 

この旅では香川県がメインでしたが、他にも徳島県、岡山県にも足を伸ばしていたので、今回はそちらとJRでの移動をメインに据えて紹介します。


 こんぴらさんの最寄り、琴平駅をスタート。

土讃線各駅停車阿波池田行きに乗車。

途中特急列車行き違いのため坪尻駅で約6分間の停車。坪尻駅は香川県と徳島県の県境付近にある駅で、周りに民家が全くないいわゆる”秘境駅”です。

この駅はスイッチバック駅で、下り列車はホームを通過後、運転士さんが後部の運転席に移動してバックし、ホームに入線します。

JR土讃線 坪尻駅でのスイッチバック



私は阿波池田駅の1つ手前、佃駅で徳島線に乗り替え。

途中の穴吹駅で降りて脇町のうだつの町並みを見てきました。


非常にきれいな町並みでした。
穴吹駅からは1日3往復の路線バスが出ています。時刻表はこちら↓

駅から歩くと45分ほど(約3km)です(私はバスの時間が合わなかったので歩きました)。


うだつの町並みを見た後、再び穴吹駅からJR徳島線に乗り徳島駅へ。

この日の夕食に徳島ラーメンを食べました。豚のばら肉、生卵がトッピングされているのが特徴的です。

徳島ラーメン東大 大道本店。大変おいしくいただきました。


この日は徳島市内のホテルで1泊しました。


(②へつづく)